DigitalVisionProject

あるwizardによる奮闘記(の予定)

最初から躓くお話

 

 

DigitalVisionProjectは始動したのだが、開発環境選びで躓いた。何せ私達には何のノウハウもない。できるのはC言語1本のみで開発環境もvisual studioしか触ったことがないという始末。

 

しかし、こなったーと私は幸運にもサークル活動でUnityというものを習い始めていた。これを活用しない手はない。シャドウバース等のカードゲームにも利用されているこの環境なら何とかなるかもしれない。そう思わせる力がUnityにはあった。

 

ここで問題になったのがまだ習いたてで深くUnityを理解出来ていないという点だ。これについては公式のリファレンスを利用したり、他のカードゲーム製作者のソースを拝借することで何とかなりそうなのだが、現実はそう上手くは行かない。何故なら…

 

VISIONが"行動選択の多いカードゲーム"からだ。

 

何を言っているのか分からないかも知れない。そこで例としてシャドウバースと比較させて貰う。(vision民でシャドウバースを触っている人がそれなりにいるため。)

例えばvisionの「妖魔夜行」はデッキから任意の妖怪1枚をサーチする。

シャドウバースの「メイドリーダー」はデッキからランダムに指揮官フォロワーをサーチする。

これの差は大きい。何故なら人間はほぼ確実にコンピュータより速く判断できないからだ。

visionプレイヤーが「妖魔夜行」でのサーチ先を選んでいる間に、シャドウバースの「メイドリーダー」は数十もの指揮官をサーチするだろう(?)

また、コストの支払いもシャドウバースは自動だ。visionでは使われたコストが冥界へ落ちる上、裏向きのカードは裏向きのまま破棄する順番を決定しなければならない。

 

しかし、これは一般的なvisionの大会でも実際そうしてきていたはずなのだ。なぜデジタル化する時だけそんな事を問題にしているんだ?と思う人がいるかもしれない。

 

しかし、よく考えて欲しい。

デジタルでは相手の顔は見えないのだ。(Skype等を使えば見えるが、利用者にそれを強制することはできない。)相手が必死にリーサル計算をしている所も、墓地を確認している姿も見えないのである。パーミッションを打たれて「うーん…」と唸っている姿もだ。もちろんシャカパチ音も聞こえない。

要は待ち時間が本当に待つだけの時間なのだ。デジタルでゲームテンポが大きな問題になるのはそのためである。

 

そしてまだ問題がある。というかこっちが本題で、作業量が多過ぎるという問題だ。遊戯王のads作ってる奴は狂人か何か?ってぐらい多いのである。公式サイトからの情報コピー、カードテキストのプログラム化…Unityの扱い方を知る必要もある。

しかし幸いな事に、私とこなったー以外にも1人協力者が現れた。これからは3人で制作することになるだろう。できれば公式サイトが閉鎖される前に完成させたい所だが…?

 

 

最初の報告から弱気になってしまったが、「これで作れる」という確信じみたものがまだないため、このような状態になっていると思われる。次週には前向きな報告ができるようにしたい。

DigitalVisionProject

 

 

 

Phantom magic VISIONはまだ終わっていない…

 

その証拠に、多くの人が終わりを望んでいない。多くの人がまだ続くと信じている。多くの人が未練を残している…

 

 

 

 

 

 

 

 

つまりネットでvisionをできるようにしようと。そういう呟きをした訳です。

そしたらちょくちょくRTされたんで頑張って作ろうかなと。

C言語以外触った経験のない素人の私がそんな大層なものを作れるのか…不安はありますが、全力で取り組もうと思います。私もvision続けたいですし。